こんにちは空き家の売却相談ナビです。今回は相続に強い司法書士の特徴について記載していきたいと思います。関連記事としては「どの弁護士に相談」「どの税理士に相談」「どの行政書士に相談」「誰に・どこに相談?」などをご覧ください。

士業同様、司法書士にも専門分野があり、会社の登記に強い司法書士、不動産の登記に強い司法書士、過払い金に強い司法書士など様々です。相続税の申告が必要なく、相続財産に不動産が含まれており、相続人同士で争っていないという場合は司法書士に依頼する事で非常にスムーズに事が進みます。

ただ、法人や不動産売買の登記のみを専門としている事務所は相続に関する知識が乏しいなど相続や遺言を依頼するに値しない事務所も多くありますので注意が必要です。

司法書士とは

法定相続分
司法書士とは、司法書士法に基づき登記・供託手続き、裁判所・法務局・検察庁等に提出する書類の作成、成年後見人等の財産管理業務を専門に行う職業です。法律上以下のような事柄を職務とする事が出来ます。

  • 登記又は供託に関する手続きについて代理する事。
  • 法務局又は地方法務局に提出し、又は提出する書類又は電磁的記録を作成する事
  • 法務局又は地方法務局の長に対する登記又は供託に関する審査請求の手続きについて代理する事
  • 裁判所又は検察庁に提出書類を作成する事及び電磁的記録を作成する事
  • 上記の事務について相談に応じる事。

相続に強い司法書士の特徴

単純承認

土地活用、不動産活用に強い司法書士か?

ここは相続遺言を依頼する場合、すべての士業が満たしていなければならないポイントだと考えています。何度か記事で書かせて頂きましたが、現在土地が占め る相続財産額の割合は50%弱あります。そのため土地の活用や不動産活用に強いことは相続遺言を専門とする士業に取っては必須の知識です。この分野の知識 が弱い専門家は専門家とは言えないと思いますので依頼しない方がいいでしょう!

相続登記に強いか?

「相続登記の手続きや相続放棄の手続き」に強いかは司法書士を選ぶ上で重要なポイントです。相続手続きでは相続不動産に全く知らない抵当権がついていたなんて場合もあります。その場合に抵当権がついていたままでは不動産の売却や不動産の活用が上手く出来ません。

古い抵当権の場合、抵当権者が不明な場合も多くそういった場合の対応に強い司法書士を選ぶ事が重要です。また、未登記の建物の登記等にも詳しい専門家ですと非常に安心できます。

相続分野に強い司法書士の見つけ方

相続分野に強い司法書士の見つけ方については「相続手続きは誰に・どこに相談?士業事務所の選び方」でも書いています。まずは何名かの専門家に相談を行いその中から上記の相続遺言に強い司法書士の特徴を備え、かつ良い専門家のポイントを兼ね備えた事務所(専門家)へ依頼すると相続(相続対策)、遺言と言った非常に大変で煩雑な作業がスムーズに進みます。今回の記事が相続遺言手続きの参考になりましたら幸いです。