産業廃棄物処理業許可申請業務

こんにちは行政書士通信講座比較ナビです。今回はこれから行政書士試験合格を目指す方と行政書士事務所の開業を検討している方向けに行政書士業務の一つである「産業廃棄物処理業許可申請業務」や「オススメ通信講座・実務講座」について解説していきたいと思います。

産業廃棄物処理業許可申請業務とは

産廃業許可申請業務とは産廃業を行うために必要な許可申請書類を代理作成、代理申請する業務です。許可取得後も産業廃棄物収集運搬業は5年ごとに更新がありますし、法人の名称や所在地、運搬車両などが変更となった場合、変更手続きが必要となります。そのため、許可後の継続業務にも発展しやすく産廃業者との顧問契約をメインで行っている行政書士もいます。

廃棄物とは廃棄物とは自分で利用したり売却できないため、不要となった固形物または液体などのことです。廃棄物処理法では「一般廃棄物(家庭ゴミなど)」と「産業廃棄物(廃プラスチック、汚泥など)」の2つに分類されており、一般廃棄物は産業廃棄物以外の廃棄物と定義されています。

産廃業許可申請の報酬額

項目 報酬など
報酬平均値 109,349円
報酬最頻値 108,000円
統計母数 227人
項目 報酬など
報酬平均値 182,916円
報酬最頻値 100,000円
統計母数 86人
項目 報酬など
報酬平均値 429,077円
報酬最頻値 150,000円
統計母数 37人
項目 報酬など
報酬平均値 106,150円
報酬最頻値 80,000円
統計母数 115人

報酬額の相場は上記の通りです(行政書士になると毎月送られてくる月刊日本行政書士で掲載されている報酬額統計から引用しました。最も重要な数値は最頻値でこの値が報酬額の参考となります)。

報酬単価は比較的高く、時給換算すると少なくとも時給4000円以上は期待できるでしょう。許認可業務は会社設立や入管業務と一緒に依頼されることが多く、私の先輩行政書士などでは中国人経営者の入管業務+会社設立業務+産廃業許可+自動車解体業許可を一括で数百万円で受注し、その後顧問契約で継続収入を得ている行政書士がいます。

このように複数の許認可などが絡んだ業務は弁護士や税理士、司法書士などでは知識・実務の面で手に負えず、行政書士の独占市場となっています。

仕事の取り方

初めから100万円を超える規模の仕事は撮れませんがweb(ホームページ)やポスティング集客、知人紹介などによって仕事自体は取ることができます。ビジネス系の業務は一度仕事を行い、十分な満足度を顧客に与えることができれば口コミで仕事を取れるようになります。

他の業務でも同様ですが最低限マーケティグや集客に関する書籍を10冊程度は読み、可能ならば「実務講座」などを受講することで仕事には困らないレベルになります(実務を行っている肌感覚ですが、地方だとそもそも士業が足りていないので適切なプロモーション活動を行えば集客は難しくありません)。

産廃業許可申請業務の覚え方

仕事を覚える

業務の覚え方としては最低でも専門書籍を読むとともに「手引き」に目を通しておきましょう。また、自動車解体業や建設業許可、古物商許可、会社設立などと一括して依頼されることが多いので他の許認可についても可能な限り勉強しておいたほうがいいです。

一般的に一括受注の場合、100万円〜の報酬になりますので効率がかなりいいです。ただ、責任も大きく、ミスした場合の損害は膨大になりますので「実務講座(開業講座)」を受講したり、先輩行政書士に相談できる体制を構築するなど事前準備も重要です。今回の記事が行政書士実務の参考になりましたら幸いです。

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