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ネオケラトドゥスの特徴・価格・飼育方法

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こんにちは古代魚ナビです。今回はオーストラリアだけに生息する肺魚であるネオケラトドゥス・フォルステリ(オーストラリア肺魚)の特徴や価格、飼育方法について記載して行きたいと思います。

ネオケラトドゥスとは

オーストラリア肺魚
(画像引用元:http://fishesofaustralia.net.au/)

ネオケラトドゥスは以前はワシントン条約の規制で輸入ができないハイギョでしたが現在では計画的に養殖され正規輸入証明書(生体識別書)付で販売されるようになりました。

葉っぱのような形をした肉厚な胸ビレと腹ビレを持っており、愛嬌のある顔つきをしています。幼魚期は黒ずんだような体色をしていますが、成長するに従って黄色から褐色のような色合いに変わって行きます。

ネオケラトドゥス
(画像引用元:アクアランドまっかちん)

ネオケラトドゥスの飼育方法

  • 学名:Neoceratodus forsteri
  • 全長:150-180cm
  • 生息地:オーストラリア北東部
  • おすすめ水槽:200cm×120cm以上
  • 温度:23~26度
  • 水質:中性~弱アルカリ
  • 寿命:50〜80年

水槽について

ネオケラトドゥスは水槽飼育下でも1mを超えるレベルまで生育するため水槽は巨大なものが必要です。最終的には横幅は200cm以上の特注サイズを用意した方がいいでしょう。また、奥行きについても120cmはあった方がいいです。

性格は温厚なので同種や多種との混泳も可能ですが、高価な魚なので攻撃されないようネオケラよりも小型の古代魚と混泳させて方が良いと思います。

古代魚 太郎
ネオケラトドゥスは他の肺魚と同様に強い魚なのでブラックアロワナのように水質に気を使う必要はありません。水温差にもある程度強いですが3度以上、水温差があるような水槽への移動や水換えは魚にストレスを与えてしまうので止めた方がいいでしょう。

餌について

ネオケラは現地ではザリガニや魚などの水生生物を捕食しているので動物質の金魚やドジョウなどを与えると喜んで食べます。

乾燥餌はポリプテルスと同様に沈下性の大型肉食魚用ペレットはよく食べます。また、価格の安価な鯉の餌で育てる事も可能なのである程度大きくなった個体については鯉の餌を中心に与え、補助食としてペレットやクリル、金魚、ドジョウなどを与えると良いでしょう。

飼育時の注意点

他の古代魚と同様に魚病薬には弱いので、薬を利用する場合、規定量の1/3〜1/2程度から始めた方が良いでしょう。

また、驚くとハイギョとは思えないスピードで暴れますので脅かさないようレイアウトや混泳、水槽設置場所には注意が必要です。

ネオケラトドゥスの価格相場

種類 価格
通常 200,000円〜500,000円

ネオケラトドゥス・フォルステリ(オーストラリア肺魚)は古代魚の中でも高価な個体として知られており、安くても20万円前後の値段がします。

非常に高価な古代魚ですが、人気が高いため入荷してもすぐに売り切れてしまう事が殆どなので気に入った個体を見つけたら思い切って購入してしまう事をお勧めします。今回の記事が肺魚飼育や古代魚購入の参考になりましたら幸いです。

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